第22回日本神経摂食嚥下・栄養学会学術集会 横浜大会

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大会長挨拶

テーマ:『息づく命に 食べる力を』

第22回日本神経摂食嚥下・栄養学会学術集会 横浜大会
大会長 木村百合香
(昭和医科大学江東豊洲病院 耳鼻咽喉科 教授)

 第22回日本神経摂食嚥下栄養学会の開催にあたり、皆さまに心よりご挨拶申し上げます。

 私は上気道を専門とする耳鼻咽喉科医として、長年にわたり「食べること」と「呼吸すること」の安全と安心をテーマに診療に臨んできました。その立場から、本大会では 「息づく命に 食べる力を」 をテーマとして掲げました。食と呼吸は、生きる営みの基盤であり、そのどちらが損なわれても生活の質は大きく揺らぎます。本テーマには、神経疾患に伴う摂食嚥下障害の方々に“食べる喜び”と“呼吸の安定”を取り戻すための多職種連携の重要性を込めています。

 本大会では、特に筋疾患における嚥下障害に焦点を当てました。病態理解・評価技術・呼吸管理・栄養戦略は年々進歩しており、その知見を共有し合うことで、患者さんの生活をより豊かに支える支援につながればと願っています。

 また、「食の楽しみ」に関するセッションでは、単なる栄養摂取を超え、“その人らしく食べること”をどう守るかを議論します。さらに、耳鼻咽喉科の強みである気道管理・に関する最新の知見も取り上げ、「食べる」と「呼吸する」の両輪を総合的に支えるプログラムを構成しました。

 会場である横浜シンポジアは、山下公園や横浜港を眼下に望む絶好のロケーションにあります。周辺には中華街、元町、馬車道といった古き良き「ヨコハマ」を堪能できる街並みが広がり、歴史と文化が息づく魅力にあふれています。学術的な交流はもちろん、皆さまが横浜の雰囲気を楽しみながらリフレッシュしていただけることを願っています。

 本大会が、神経摂食嚥下・栄養領域の新たな知識と視点を得る機会となり、そして何より、目の前の患者さんに「食べる力」を届ける実践へとつながることを期待しております。多くの皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

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